シーズンオフになり、八郎潟の葦、ガマが恋しくなってきました。
2週間前に釣りしたばかりですが(笑)
今回はタイトル通りカバー撃ちの話をしていきたいと思います。
私が重要だと思うことは基本的には以下の4つです。
- 狙った所に正確にキャストができる
- 着水音をたてない
- ライントラブルを減らす
- カバーに対してのリグのすり抜け具合+ワームの耐久性を確保する
上の2つはバスへの違和感のない(ルアーを見きらせない)アプローチをする事でバイトを増やす事
下の2つはタックルのトラブルを減らす事でアプローチ回数を増やす事
大まかに2つの目的に分類されて、まとめると
カバー撃ちで釣果を伸ばすには正確なアプローチの回数を増やす事です(笑)
そんなの当たり前だろ!!って声が聞こえてきそうですが、それぞれ解説していきます。
前編は上の2つ
狙った所に正確にキャストができる、着水音をたてない
この2つに関してお話していきたいと思います。
ルアーの正確なキャスト、着水音をたてないためにまず知っておかなければいけない事は
自分のタックルの一番キャストが思い通りに決まるルアーの重さを知っておく事です。
これはロッドのルアー表記の重さではありません。あくまで自分がキャストして一番心地よい重さです。
その重さが分かったら、その重さ以外のルアーを投げない事がキャスト精度を上げるために重要だと考えています。
色々な重さのルアーを試すよりも先ずは自分の所有しているタックルでこの重さのルアーだったら風が吹いていようが、無風だろうが着水音を立てずに正確にアプローチできるという自信を持つ事が重要だと考えています。
その重さを基準にシンカーとワームのバランスを変えながら
ルアーのアピール力の調整(ルアーの波動が弱い方が良いのか、強い方が良いのか)
フォールスピードの調整(ルアーがゆっくり落ちた方が良いのか、速く落ちた方が良いのか)
すり抜け具合の調整(カバーに対してルアーが侵入できているかどうか)
上記の事を実施していく事で釣果は確実に伸びると思います。
実際のルアーに当てはめるとこんな感じです。
私の場合、バンタム170MHだとルアーの総重量が14gが投げやすくて

5インチヤマセンコー + 3.5gタングステンシンカー
シルエットと波動をかえるとなると

パワーホッグ4インチ + SUGOIシンカー6g
秤の精度はちょっと悪いと思いますが同じ14gになっています。
バンタム170Hの場合だとこんな感じです。

OSP JIG ZERO ONE 9g + ウルトラバイブスピードクロー
カバーが濃くて、すり抜けを重視したい場合には

パワーホッグ4インチ + SUGOIシンカー8g
同じ16gに収まっています。
違う重さのルアーを扱うためにタックルを持ち替える時も、なるべくロッドの長さを揃えたり、同じリールを使ったりする事も意外と重要だったりします。
投げやすい重さが分かったらあとはキャスト練習あるのみです。
正しいピッチングのフォームをプロの動画を見ながら勉強したり、みじかにいる上手な方に教えてもらったり、ガイドサービスを利用してガイドさんに教えてもらう事がキャスト精度を上げる近道です。
ビッグベイトの流行りのせいか、
ジグ、テキサスをピッチングする際に意外と手首を使えてない方がいらっしゃるという話もたまに耳にするので、キャストが決まらない方は一度自分のフォームを見直してみるのも良いかもしれません。
以上、簡単ではありますが正確なキャスト、着水音を立てないようにするために重要なポイントをまとめさせていただきました。
オフシーズンにはなりますが、カバー撃ちのタックルの入れ替えや導入の際の参考になればと思い、今回の記事を書かせていただきました。
後編はアプローチ回数を増やすためのポイントをお話していきたいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。