ボート関連

サウザー425インプレッション

今回は3シーズン乗ってきたサウザー425の記事です。

2018年に私は3年間乗っていたアルミボート(シーニンフ12)からサウザー425へ乗り換えました。

乗り換えた理由としてはリベットが緩んできたことによるボートへの浸水と長年のトレイルでトランサムの強度が落ちてきたためです。

非常に良い船でしたが、安全面を考慮しての選択です。

 

今回の記事は私が実際にサウザー425に乗ってみて感じたメリット・デメリット、どういう方にオススメかをまとめた記事になります。メーカーさんのホームページ等で確認できることは省いてますのでご了承ください。

アルミボートからの乗り換えを検討されている方や初めてのボートにサウザー425を検討している方の参考になれば幸いです。

 

 

 

サウザー425のメリット

  • デッキがFRPでできている
  • 船艇が軽いので燃費が良い
  • 波きりが良い

 

以上の3点です。順番にお話ししていきます。

 

デッキがFRPでできている

基本的に12フィートクラスのアルミボート、ジャビル(現在のジャビルのデッキは確認できていません)はデッキが木でできています。ボートカバーをかけた状態で保管した場合、梅雨時期になるとカビが生えたり、キノコが生えてきたりします。

資金に余裕がある場合は、絶対にFRPのデッキのボートがオススメです。12フィートクラスのアルミボートでFRPのボートをお探しの方は八郎潟のシェルターマリンさんで販売しています。デッキがFRPのアルミボートを探している方はお問い合わせしてみてください。

 

船艇が軽いので燃費が良い

私のサウザーは60馬力のエンジンを積んでいます。

参考になるかわかりませんが、1日中釣りをして使うガソリンの量は多くて15ℓ、少なくて5ℓです。12フィートのアルミボートから乗り換えて極端に燃料代がかかると感じたことはありません。加えてサウザーは船艇が軽いため、プレーニングも非常に早く、3秒から5秒ほどでプレーニングします。

また、木製のデッキだと雨が降った時に木が水を吸って船艇が重くなってしまいますが、デッキがFRPでできているサウザーは天候に左右されることなく、走行する事ができます。

 

波切りが良い

土日、祝日の桧原湖で釣りをする上で、私はかなり重要だと思っています。理由は風が吹いていない状態でも、バスボートが頻繁に走行しています。

その波の中を小さいサイズのボートで走行する場合に波を切れずに船艇がバタついたり、切れきれなかった波が自分にかかってしまったりします。

シーニンフ時代は晴天でも波を被ってしまうために、ずぶ濡れになりながら釣りをしていました。サウザー425に乗り換えてからはそういったことは一切ありません。

個人的な意見ですが、免許不要艇で桧原湖で釣りをするなら波きりを考えるとサウザーかステーサーの2択かなぁと考えております。

 

 

サウザー425のデメリット

  • ロッドストレージに雨水が溜まる
  • 角度の緩いスロープではランチングしづらい
  • アメリカ製のバスボートに比べると剛性は低め

 

メリットが多いサウザー425ですが、3年間使用していてデメリットもあります。

 

ロッドストレージに雨水が溜まる

サウザー425の装備している大体のストレージがドライストレージになっています。しかし、ロットストレージはドライストレージになっていません。むしろ雨水が溜まる構造になっています。

ロッドストレージの四隅には写真のような直径1cmくらいの穴が空いています。この穴が雨が降った際にロッドストレージに直に雨水を侵入させます。加えて外側の穴はタックルを収納した際にちょうどリールの真上にくるので、リールがずぶ濡れになります。

水はけもよくないため、天気が良い日にストレージを開けて乾燥させる必要があります。

 

角度の緩いスロープではランチングしづらい

サウザー425は450でも採用しているステップハルを採用しています。そのステップハルが意外と曲者です。

船底がこのように変形しています。この変形部分がトレーラーのバンクと干渉してしまうため、他のボート以上に入水してランチングしなければいけません。

フェンダーの内側にあるバンクを完全に浸水させないとボートがバンクに引っかかってしまいます。

桧原湖でも水位によってはスロープの傾斜が緩やかになってしまうので、その時は車のマフラー近くまで入水させてランチングするか、ウェーダーを着てボートを持ち上げてランチングする必要があります。

 

アメリカ製のバスボートに比べると剛性は低め

メリットでお伝えしましたが、サウザーは船艇が非常に軽く作られています。船艇は比較的FRPが厚めになっていますが、サイドのFRPは薄いです。手でノックをすると音が全く違います。

悪天候での無茶な走行は船を痛める原因にもなりますので絶対に避ける必要があります。

 

 

サウザ−425がどういう方にオススメか

  • 1人で釣りをする事が多い方
  • 小規模から中規模のフィールドでの釣行が多い方
  • 駐艇ではなく、自宅からのトレイルをされる方

上記の3点に当てはまる方には、かなりオススメできるボートではないかなと思います。

 

1人で釣りをする事が多い方

サウザー425で友人と2人で釣りをする場合、2人の体重のバランスにもよりますが、かなり左側に船艇が傾きます。25lの燃料タンクが左側にあるので、自分よりも体重が重い人を乗せた場合には傾きが顕著になります。

バランスの悪さは船のプレーニングにも影響しますし、チラーハンドルが同船者に当たってしまうことを避けるためにボートの中心よりではなく、外側に浅く座っていただく必要もあります。(私の場合、エンジンのチラーハンドルをビッグチラーに変更しているためかもしれませんが)

タックルに関しても2人分置くとなるとフロントデッキに全て並べないといけません。フロントデッキは方側4〜6本程タックルはおけますが、ランディングネットを置く事も考えると二人乗りだとかなり狭く感じます。

足を置くスペースの幅が短いため、同船者のロッドをこのスペースに置くとなると角度が急になり、ロッドが立ってしまい不安定です。

 

小規模から中規模のフィールドでの釣行が多い方

チラーハンドル艇のため、長時間の走行は腕が疲れます。桧原湖でいうと入船から早稲沢まで(時間にして10分から15分くらい)走るくらいまでがちょうど良いです。

波きりに関しては同サイズのボートの中では良い方なので小規模、中規模のフィールドで多少荒れてても問題なく走れます。

しかし、強風により波の高さが出てしまうと船の長さがバスボートに比べて短いので、波の間隔を越える事ができずにバウが波に刺さってしまいプレーニングをしての走行は不可能です。

 

駐艇ではなく自宅からのトレイルをされる方

サウザー425のトレーラーの幅は国産のミドルクラスのSUVの車幅とほぼ同じサイズです。私はエクストレイルで引っ張っていますが、左に曲がるときの内輪差だけは多少気にしますが、狭い道でもストレスなく引っ張ることができます。

私はアパートの駐車場にボートを保管しています。駐車場のサイズにもよりますがトレーラーの車幅が車と同じサイズなのでボートの長さだけ気にしなくてはいけませんが、問題なく保管できます。

加えて傾斜がない場所ならトレーラーにボートが載った状態で1人の力でボートを押すことができる重さです。サウザー425は車とトレーラーを切り離して移動することを想定されている方の負担も少ないボートと言えます。

 

まとめ

どんな船にもメリット・デメリットはあります。それを把握して検討しないと購入後に後悔することになります。試乗会があるボートであれば、絶対に試乗してからの購入をオススメします。ライブウェルに水を張って走行してみたり、ストレージの大きさ、水の侵入を防ぐ構造になっているか等、実際に釣りをすることを想定してボートを見る事が大切です。

東北でサウザー425を検討されている方へ

東北ではサウザーの試乗会がないので、一番近くて利根川まで行かないといけません。絶対に試乗会でメーカーさん、ボート屋さんのお話を聞いてから購入されることを強くオススメします。

その前段階としてサウザーが気になるけど、利根川まで行くのはちょっとという方。

私のボートでもよろしければ、お見せする事もできます。購入を検討されている方で試乗会会場(利根川)まで遠いと感じる方はご連絡ください。

インスタグラム(y.takahashi07)