春の八郎潟の釣りで欠かせないのが、ミノーやクランクといったハードルアーです。
特にOSPのルドラ、ワイルドハンチは個人的にも使用頻度は高めです。
しかし、交換するフックが選べないという問題があります。
市場には沢山のトレブルフックで溢れています。
今市場の大半の部分を占めているフックが縦アイのルアーでバランスがとれるタイプのトレブルフックです。

画像はペイフォワードのワンエイトです。
ルアーに取り付けられているアイが縦になっていてスプリットリング、トレブルフックをルアーのお腹に這わせた場合、左右のバランスが綺麗に取れています。

上の画像波ワイルドハンチです。
ルアーから出ているリングが横アイになっていて、縦アイのワンエイトとは使うフックが根本的に異なります。
それぞれのフックの見分け方としては
トレブルフックのアイのわっかを正面に見たときにフックポイントが正面に向かって一本伸びているのを中心に、左右にフックポイントが均等にあるものが横アイのルアー用のフック。

トレブルフックのアイのわっかが見えない状態で、正面から見た時にフックポイントが正面に向かって1本伸びているのを中心に左右に均等にフックポイントがあるものが縦アイのルアー用のフックです。

このルアーとトレブルフックのバランスを取ることをセンターバランスと言います。
このセンターバランスは北大佑プロや早野剛史プロなど、数々のトッププロが推奨しています。
センターバランスにするメリットは
- ルアーのバランスを崩しづらい
- フックポイントのバランスが良い
以上の2点が一般的に言われているセンターバランスにするメリットです。

ルドラにセンターバランスの針と非センターバランスの針を取り付けてみました。
上がイチカワフィッシングのカマキリトレブル、下ががまかつのラウンドベンドブロンズです。
上のカマキリトレブルの場合だとスプリットリングがねじれてしましい、左側にフックポイントが2本になってしまっています。
下のがまかつのラウンドベンドブロンズだと、スプリットリングのねじれもなく、フックポイントも左右1本ずつ、その真ん中にもう1本とバランスが取れています。
今回OSP社、ワイルドハンチ等の横アイのハードルアー用に導入したのが
がまかつ ラウンドベンドブロンズ という針です。

主にアメリカで販売されている針で、大森貴洋プロや宮崎友輔プロが使用している針です。

右ががまかつラウンドベンドブロンズ、左がルドラの純正フックです。
形状は似ていますが、針の硬さはラウンドベンドブロンズの方が硬めで、机にフックを落とした際の音が高音です。
日本ではあまり見かけない針ですが、実際に使ってみてよければ、アメリカの通販サイトのタックルウエアハウスで購入してみたいと思います。
※現在は仙台のストライクさんで通販で購入できます。
https://thestrike.base.shop/items/52016212