タックル

ライトキャロのワームセレクトの話

以前のブログではライトキャロの基本的なセッティングの話を記事にしました。

ライトキャロライナリグの基本セッティングスモールマウスバスを釣るうえで欠かせないリグの一つが、ライトキャロライナリグです。 桧原湖、野尻湖をはじめとしたスモールマ...

今回は前回の記事で触れなかったライトキャロのワームセレクトの話です。

 

極論をいってしまえば魚の状態がアグレッシブ(動くもの、落ちてくるもの、置いてあるものに対してなんでも口を使う状態)ならどんなワームでもスモールマウスは釣れます。

 

ただ、釣りに行った日が必ずしもそういう状態の魚が多い日とは限らず、ワームを変えることで釣果が変わることは今まで何度も経験してきました。

 

今回の記事ではワームを選ぶ上での考え方の部分に関してまとめていきたいと思います。

 

早速ですが、私がライトキャロのワームを選ぶ上で軸として考えていることが

  • シルエット
  • 比重
  • カラー

以上の3点です。

 

 

シルエット

シルエットに関しては同じ3インチ前後のワームでも太めのワーム、細めのワーム、扁平なワームの3種類に分けられます。

 

例として挙げると

  • イモグラブ(太めのワーム)
  • 2インチセンコー(細めのワーム)
  • ブルフラットやスタッガー(扁平なワーム)

 

太めのワームはボリュームがあることで魚に気づいてもらいやすい反面、特定のベイト(餌)に執着しているバスには細身のワームに釣り負けるケースも多々あります。

 

細めのワームに関してはエビやゴリ、ワカサギなどの代表的なスモールマウスの餌とシルエットが近いという点で様々な種類のワームを準備しておきたいジャンルです。

 

特に6月〜7月の産卵後のバスには細めのシルエットのワームが強烈に効くケースが多いです。(3.5m前後に生えるウィード(水草)でエビを捕食している個体は細めがオススメ)

 

扁平なワームは見る角度が変わるとワームのシルエットが太くなったり、細くなったりと変化するのが特徴です。(ハイドアップの吉田プロに教えていただきました)

正面から見るとシルエットが太く見えますが・・・

横から見ると細めのシルエットに変化します。

 

この変化がバスにワームを見切らせない要素の1になるという点が扁平ワームの一つの特徴です。

 

 

比重

同じくらいのシルエットのワームでも商品によって違うのがワームの比重です。

 

比重が違えばワームのフォールスピード(着水してから底に着くまでの時間)も変わりますし、ルアーを投げた時の飛距離も大きく変わります。

 

根掛かりが頻発するようなエリアでシンカー(オモリ)は重くできないけれど、ルアーを遠くに飛ばしたい時は比重が重いワームに交換することも大切です。

 

遠くに飛ばせるし、キャストから着底までが早いとメリットの多い高比重ワームですが、「高比重ワームだけ持っていれば大丈夫か」と言われれば決してそんなことはありません。

 

低比重のワームの方が高比重ワームよりバスの反応が良いケースも存在します。

 

一概にこのタイミングとまでは私の場合、絞れてはいないのが現状ですが、高比重と低比重を使い分けて釣果に影響が出るケースは実際に存在します。

 

 

カラー

カラーを選ぶ上での基準は

 

ワームを目立たせたいのか、それとも目立たせたくないのか

 

この基準で考えています。

 

判断材料としては

  • 天候が晴れているのか、曇っているのか
  • 水質は濁っているのか、クリアアップしているのか
  • 風は吹いているのか、それとも無風なのか
  • ボトムの色に馴染むカラーか、目立たせるカラーか

 

以上の4点を考慮してカラーを選択しています。

 

軸となるカラーは色が強い順に並べると

 

ブラック、スカッパノン、グリーンパンプキン、ウォーターメロンの4色が基本でアクセントにラメ入りを使うこともあります。

 

以上簡単ではありますが、ライトキャロのワームを選ぶ上での私なりの基準をまとめてみました。

 

特定のワームに拘らず、色々なメーカーのワームを使い、その違いを自分なりに考えて各ワームの出しどころを考えることはとても楽しいです。

 

現段階では私はこのように考えていますが、今後考え方が変わるかもしれません。

 

その時は改めてブログ記事でまとめていきたいと思います。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。