
先週の八郎潟で活躍したHPFクランク。

実は釣行の三日前に購入したのですが、釣行前の朝に大川原君と話していたら、今回の釣行のクランクのローテーションの一角にという事で彼も購入していました。
しかも購入していたのは2人とも低浮力の重心移動のオリジナルタイプで、違うのはカラーだけでした(笑)
適水温から秋が深まるにつれて水温の低下と共にバスの活性が徐々に下がっていきます。ルアーを追う範囲、スピードも狭く遅くなっていきます。
そんな中、やる気のあるバスを釣っていく方法の一つがフラットサイドクランクを使ったクランキングです。
フラットサイドクランクはラウンドクランクに比べて
- 低浮力
- フラッシングが強い
- 低速でルアーを動かしても水押しが強い
少なくとも3つの特徴があります。
この3つの特徴がスローにしか動けない餌を食いにシャローに上がっている魚に強烈に効きます。
近年ではシャッディングクランクと呼ばれるジャンルのルアーも増えていますが、ルアーの水押しが弱いのでバスに気づかれない可能性があります。
状況(プレッシャーや水の透明度、風、カレント)に応じてフラットサイドクランクと使い分ける事が低水温期の1匹に繋がると思います。
HPFクランクの使い方
八郎潟西部承継水路に関してですが、水温10度以下がHPFクランクが活躍する水温だと考えています。
底にルアーが当たりすぎないようにロッドを上下させてルアーの深度をコントロールします。
理想は1キャストで1回か2回底に当たるくらい。底に当たって巻き続けるとルアーがバランスを崩して水面に飛び出てしまうので、一瞬だけリーリングを止めて再び巻き始めます。
底にルアーが当たって止めた瞬間にバイトが出る事が多いので気を抜かないようにする事が大切です。
リーリングスピードに関してはスイムジグを巻くイメージに近いです。丁寧にクランクの振動を感じつつ、違和感があったら合わせる準備をしておくことが大切です。
東北では簡単には魚に出会えない季節になってきましたが、釣りに行かれる方の参考になればと思い、今回の記事を書きました。
寒さに負けず、頑張りましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。