前回のブログの更新からだいぶ時間が開いてしまいました。
4月の2週目に再び八郎潟に行く予定を立てていましたが、コロナウイルスの感染拡大を考慮しまして延期しました。
つまり前回の3月21日、23日から1か月以上釣りをしていないということになります。
実釣記事を中心にブログを更新していきたいと考えていたことがあって、更新が滞っておりました。
コロナウイルスが終息し、日常に戻るまでどれくらいの月日がかかるかわかりませんが、今は自分にできることに集中していきたいと思います。
前置きが長くなりましたが、
今回は大森プロが実践しているタックル理論に関して取り上げたいと思います。
今回の記事はつり人社さんのBasser2018年5月号とPride of steez、少し前のフィッシングショーで配られたラッキークラフトさんの大森貴洋コンセプトブックを参考にまとめております。
大森プロのタックルに関して結論からまとめると
- 釣りの9割は2本のロッドで構成している
- リールはジリオンSVTWのXXH(撃ち物はジリオン10SV)
- ハードルアーのカラーは主に4色のみ
ロッドに関してはダイワのタトゥーラエリートの
701MHRB-Gをシャロークランクやを始めとする巻物用に
731HFBをピッチング&フリッピング、時に
現在は主にこの2種類のロッドでアメリカのツアーを戦っているようです。
このスタイルは1990年代半ばには始めていたようで、(現在とは使用しているロッドは違います)
リック・クラウンが「ワンロッド理論」を世間に伝え始めたのが2001年頃ということで
リック・クラウンとほぼ同時期、もしくはそれよりも早く大森プロはタックル戦略的に少なくしていたということになります。
この2種類のロッドでほとんどの釣りを完結するスタイルは
フィッシングスタイルをシャロービーターと方向づけ、それに必要なタックルを追求した結果だとインタビューで語っています。
「ゴールを設定してそこから逆算していく。何が大事なのか。
1番大事なのは次のトーナメントで勝つことで、そこに向けて何をすべきなのかを常に考えている。これはすべてにおいて大事なことなんじゃないかな。」
「コレクターじゃないんだから。ルアーもロッドも沢山集めたって意味がない。道具を集めたって試合が勝てるわけじゃないからさ。本当に使える道具さえあればそれでいい。」
「タックルに費やすエネルギーがあったら、アジャストの方に使っていかないと勝てないよ。」
「ボートに積むのはスポンサーとか関係なく、手に入るすべての道具の中で本当に使えるものだけ」
「感情移入できない色は要らない」
ハードベイトのカラーに関しては以下の4色をメインに使っているようです。
- BPゴールデンシャイナー
- TOチャート
- TOシャッド
- TOクロー

今回はかなり割愛してご紹介させていただきましたが、大森プロと雨貝さんのインタビューは読んでいてとても面白い記事でしたので気になる方は是非、雑誌を購入してみてください。
私はトーナメントに出ているわけではないですが、
自分の好きなルアーでバスフィッシングを楽しみたいというより
沢山のバスを釣りたい、その湖の中のビックフィッシュと呼ばれるサイズの魚を釣りたい気持ちの方が最近は強いので非常に参考になる記事でした。
- 自分の得意なスタイルに合わせて釣りを単純化する。
- ルアーカラーに関しても自分が釣れると信頼できるカラーに選択肢を絞る。
- 自分の得意なスタイルの釣りに集中する。
Less is more
大森プロのように2種類のロッドで全体の釣りのほとんどを完結することは私にはできませんが、自分の中で必要なもの、必要でないものを判断し、ゴールデンウイーク中はゆっくりとタックル整理の時間に当てたいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。