独り言

水辺にゴミを残さないために

4月になり、各フィールドにも釣り人が増えてきたかと思います。

 

そうなってくると気になるのが、ストラクチャーやカバーに引っかかってしまいロストしたルアーとラインの存在。

 

ルアーをロストしないように釣りをする技術、引っかかってしまったルアーやラインを極力フィールドに残さない努力も忘れてはいけません。

 

  • ルアーをロストしないように釣りをする技術

ルアーが水中のストラクチャーにロストしてしまいそうになる前には大抵、ロッドを通じて違和感があります。

 

ハードルアーの場合は振動が通常よりも弱くなったり、ワームの場合はロッドを通じてルアーを引っ張った時の重さの変化が出ます。

 

そんな時は

  • ハードルアーの場合は巻くのをやめてルアーを浮かせる。
  • ワームの場合はリールのクラッチやベールを返して糸ふけを1から2mほど出し、ロッドをあおってあげる。

 

上記のような操作をすると根掛かりの可能性を減らすことができます。

 

また、その場所に応じたタックルセッティング、ルアー選択もできるようになるとさらに根掛かりが減ります。

 

具体的にはハードルアーを使う場合には太めのナイロンラインを使うことお勧めいたします。

 

理由は水中でラインが沈みづらいからです。

 

サスペンド系のルアーやスローフローティングのルアーをフロロカーボンのラインで釣りをする場合、キャストした先ではラインの比重により、ルアーは沈みます。

 

それを防ぐために

  • スピニングで扱うシャッドならナイロン6ポンド
  • ベイトで扱うクランク、ミノーならナイロン20ポンド

 

このセッテイングにすることで低浮力のルアーでも沈むことがなく、根がかりを防げます。

 

また、ナイロン20ポンドは枯れ枝やアシやガマ程度なら、ラインを引っ張れば大体ルアーを回収できる強度があるのでおすすめです。

 

 

  • レイダウン(立木や枯れ枝)等のカバーに引っかかってしまった場合

 

まずは落ち着くことが大切です。

 

無理に引っ張る前に優しくルアーをロッドでシェイクしながら少しずつ糸ふけを巻き取っていくと案外外れることも多いです。

 

焦って糸ふけをとってしまうとレイダウンに絡んだルアーが勢い余ってレイダウンでラインが一回転してしまい、絶対に回収できません。

 

 

  • 完全に根がかりをしてしまったら

 

手元でラインを切ることは絶対にやめてください。

 

衣服の上から手や腕にラインを巻き付けて引っ張ってラインを切ります。

 

この時素手だとラインが皮膚に食い込んでしまい、怪我をする原因になります。

 

必ず衣服の上から行うようにしてください。

 

また、ロッドとラインを一直線にして引っ張ってしまうと、リールのスプールへのダメージにつながり、リールの故障の原因になりますので絶対にやらないでください。

 

ラインを引っ張って回収しようとした際に気をつけて欲しい事が根掛かりが外れたルアーが物凄いスピードで自分に向かって飛んでくるケースです。

 

  • 極力肌を露出した格好で釣りをしない
  • 帽子やサングラスは必ずかける
  • ルアーが飛んでくるかもしれない事を想定して心の準備をする

 

上記のような事を頭に入れておくと怪我のリスクが軽減できるかと思います。

 

少しでもフィールドに釣具のゴミが残らないようにと思い、今回の記事を書きました。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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