先日購入した20メタニウムのうち、1台の20メタニウムHGをXG仕様に変更しました。
最初からXGモデルを購入したなった理由はXGはハンドル長が45mmだからです。
シマノのノーマルギヤからハイギヤまでのリールに関して、最も採用されているハンドル長は42mmです。
私の場合、42mmだと手首だけでハンドルを回すことができます。
しかし、ハンドル長を長くした場合、手首と肘でハンドルを回さなくてはいけなくなるため、ハンドルを回す感覚が変わってしまします。
感覚を変えないためにもハンドル長を揃えることは、私の中ではとても重要なことです。
オフィシャルなチューンではないため、ギヤ比の変更をされる際は自己責任でお願いいたします。
では、早速作業に取り掛かります。

追加で購入したパーツは上から順に
- スタードラグ座金 935円
- スタードラグ板 605円
- ピニオンギヤ 1,705円
- ドライブギヤ 2,475円
結論から言うとメタニウムに関してはピニオンギヤとドライブギヤの交換だけで問題ありません。
しかし、機種によってはスタードラグ座金、板の他にもクラッチチョークの交換が必要になる場合があります。
ドライブギヤとメインギヤの合計の金額は4,180円です。
ハンドルシャフトは3,410円なので差額が770円になります。
XGモデルを購入してハンドルシャフトだけ交換すれば、時間も費用も安く抑えられます。
しかし、使わないハンドルシャフトを増やしてもしょうがないので、私はギヤを交換するようにしています。
それにギヤは消耗品ですし、予備パーツとして所有していて損はありません。
メーカーによってはパーツのみの提供は、していないところもあるのでご注意ください。

組み上げ時に取り付け順が分からなくなるのを防ぐために、外した順に並べて写真を撮りながら作業をして行きます。

フレームBを開けるとプラスの黒いネジが出てきます。
このネジがねじ山を壊しやすいので、ネジとドライバーの規格を合わせて押し込むように回すようにしてください。
ネジを外し終えたら、メインギヤの側のフレームを開封していきます。

これが20メタニウムHGを開封した時の写真です。
スタードラグ座金、板がHGとXGで共通でした。
なので、今回はドライブギヤ、ピニオンギヤのみの交換です。

先ほどもちらっと書きましたが、ピニオンギヤを支える黒いパーツ、クラッチチョークもリールによっては交換が必要です。
※15カルカッタコンクエスト101HGをローギヤに変更しようとした際にクラッチチョークの交換も必要でした。

ギヤの交換後はグリスをつけていきます。グリスをつける量は人によって異なると思いますが、私の場合はドライブギヤの溝全てにグリスをつけて、ギヤを回して溢れたグリスを取り除くようにしています。
後は分解した順にパーツを取り付けをしていき、作業完了です。
作業時間は大体30分くらいでした。
ギヤ比の変更は簡単にできるので、オススメです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。