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20 カルカッタコンクエストDC100HG インプレッション

20 カルカッタコンクエストDC100HG本日ついに2020年のシマノの新製品が発表になりましたね。 仕事帰りに近所の釣具屋さんで早速カタログをいただいてきました。...

 

今年の1月に書いたカルカッタコンクエストDC100HGに関する記事です。

 

即予約をして6月に現物が届いていたのですが、ちゃんと使ってから(魚を掛けてから)感想をブログに書きたいと思っていたため、時期が今になってしまいました。

これから導入をご検討されている方は是非ご覧ください。

 

使用用途としては1月の記事でも書いてある通りで7gから12gまでのクランクを巻く事が一番の導入要因です。

カルカッタシリーズで巻き物リールを揃える場合、

カルカッタコンクエストBFS(スプール32mm)は7g以下のクランク、シャッドに

カルカッタコンクエスト100(スプール36mm)は12g以上のクランクに

どうしても間が空いてしまっているのが現状でした。

そこにリールスペックがドンピシャだったのが今回のカルカッタコンクエストDC100(スプール径33mm)でした。※私は左巻きなので正確にはDC101

使用前に前提として、DCブレーキはハンドルを巻いて充電しないとブレーキがうまく作動しません。釣行前日にラインを巻き替えるか、ショートキャストを数投してブレーキの状態を安定させてからフルキャストしましょう。(某カリスマ釣具店主から教えてもらいました)

今回のカルカッタコンクエストDC100HGの説明書には特にそのことに関して記載がなかったので、もしかしたら新しいDCは充電が不要なのかもしれませんが、怖くて試していません。

ブレーキセッティングはFモードの2で固定です。これ以上ブレーキを強くすると私の場合はサミングでのブレーキの調整幅がなくなると感じたため、このセッティングに落ち着きました。

ロッド ワイルドサイドWSC-G66ML

ライン GTR-ウルトラ(ナイロンライン)20lb

ルアー ビーツァ(8.9g)

このセッティングはラインが太いと思いますが、飛距離は20mは飛びます。

ルアーを潜らせたくない、障害物周りでラインブレイクを防ぎたい場合は有効です。

 

 

ロッド バンタム168MH

ライン ダイワのナイロンライン20lb

ルアー クリスタルS 1/2oz

サイドハンドキャストで15m程投げて釣った魚です。スプールの立ち上がりが良いので軽い力でルアーを投げる事ができてルアーをコントロールしやすいです。ただ、パーミングの点(握りやすさ)でピッチングを多用しながらスピナーベイトを撃っていく場合はメタニウムに軍配が上がります。

 

 

 

ロッド ワイルドサイドWSC-G68M

ライン ダイワのナイロンライン20lb

ルアー ビッグバド 17.5g

桧原湖で釣ったスモールマウスです。これも上記のスピナーベイトと同じように15m程のサイドハンドキャストでバンク沿いのブッシュの際を引いて釣っています。ルアーの重さ的にはノーマルのカルカッタコンクエスト100でも良いのですが、ショートキャストをメインに考えるのであれば、スプールの立ち上がり、ルアーコントロールの点からDC100の方がおすすめです。

 

 

 

ロッド ワイルドサイドWSC-66ML

ライン フロロリミテッド12lb

ルアー HPFクランク 9.8g

サイドハンドキャストで20〜30m程飛びます。ロッドとラインに関しては私の中で一番カルカッタコンクエストDC100の出番が多いセッティングになります。

この魚もワイルドサイド66MLにザルツ(フロロカーボンライン)12ポンドのセッティングです。

 

1シーズン使用してカルカッタコンクエストDC100は最初にみたスペック通りの素晴らしいリールでした。

素晴らしいリールですが、もちろん万能リールではありません。より飛距離を求めるならアンタレスやスピニングリールにPEラインです。ワームやフロッグ、ジャークベイトをメインに考えるならメタニウムやアルデバラン、SLX等を使うべきです。

 

サイドハンドで正確にカバーに絡めながら7g以上の巻物ルアーをコントロールする場合にはカルカッタコンクエストDC100は最高のリールです。