タックル

22ステラ インプレッション

これまでバスフィッシングで使用してきたスピニングリールは

 

アブガルシアのカーディナルに始まり、ダイワのカルディア、ルビアスときて

 

16ヴァンキッシュに落ち着いていました。

 

2500番とC2500番を数台所有していましたが、それを手放して

 

今シーズンから22ステラを導入しました。

 

導入理由はC2500の自重が以前のステラより軽くなったのが一番の要因です。

 

18ステラは180gでしたが、22ステラは175gです。

 

ちなみに16ヴァンキッシュC2500番の自重は180gです。

 

軽くて剛性が高いリールってどんな感じなんだろう?と気になり購入に至りました。

 

カタログや宣伝動画を観ても、まずは使ってみないことにはわからないということで7月ごろから使用しています。

 

C2500SXGにあわせるロッドはワイルドサイドのWSS-ST59ULです。

 

重さに関して

自重はヴァンキッシュの時より軽くなっていますが、ヴァンキッシュより重く感じます。

 

家に持ち帰った際に、測りで計測してもステラの方が5g軽いです。

 

ボディサイズを比べてみると

 

 

若干ヴァンキッシュの方が大きいです。

 

 

中身が詰まっている分重心が一点集中するためか、ステラの方が重く感じたのかもしれません。

 

とはいえ2、3釣行しているうちにその違和感は無くなりました。

 

ハンドルに関して

22ステラは16ヴァンキッシュと比べると5mmハンドルが短くなっています。

 

この5mmの差がシェイクしながら糸ふけをとる作業をする際に、精度を上げてくれます。

 

ハンドルが短くなることで手首をあまり動かさなくてもリールを巻ける点が大きいのかなぁと個人的には思っています。

 

このハンドル長が自分の中では一番の感動ポイントでした。(ちなみに18ステラも45mm)

 

更にグリップもより滑りづらい仕様にステラはなっています。

適度にザラザラしたノブがハンドルを握った際のグリップ力を上げてくれます。

 

ドラグ性能、剛性に関して

16ヴァンキッシュがクイックにドラグが効くのに対して22ステラはじわじわとドラグが効いてきます。

 

ドラグの利き方の感覚が全く違うので、最初は戸惑いましたが慣れの問題かと思います。

 

ドラグを効かせながら魚とファイトする際の剛性に関しては、リールのたわみが圧倒的に違います。もちろん魚を釣る上で必要な剛性はヴァンキッシュも備えてますが、ステラを剛性の高さを使ってみて改めて感じました。(特にPEラインを使ったパワーフィネスでは出番がありそう)

 

新機構に関して

今回のステラの目玉のインフィニティループによる密巻き、アンチツイストフィンによるライントラブルの抑制に関しては正直そこまで違いが体感できませんでした。

 

確かにインフィニティループによってラインがスプールに綺麗には巻けますが、フロロカーボンを用いたライトリグでは飛距離の違いはそこまで出ません。

 

PEラインでの遠投の際には違いが出るかもしれませんが、まだ試していません。

 

アンチツイストフィンに関してはラインのたるみを多少取ってくれている感じはしますが基本はラインに一定のテンションがかかった状態でリールを撒き始めないと22ステラでもライントラブルは起きます。

 

ダウンショットは特にラインがよれやすいので、ラインのテンションが掛かっている状態を作ってからリールを巻き始めなければいけないのは全てのリールで共通です。

 

インフィニティクロスによるギヤの耐久性に関してはこれから使用期間が短いため、特にお話しできることはありません。

 

リールを巻いている感覚がギヤを巻いている感覚がしない、マイクロモジュールギヤの新品の状態をいつまで持続できるのかが気になるところではあります。

 

まとめ

新機構に関しては実釣に大きく影響が出ていないため、判断できません。

 

しかし、自重、ボディ剛性、ハンドル長、巻き心地の良さの点で16ヴァンキッシュから入れ替えてよかったと感じています。

 

今まではヴァンキッシュで十分と思っていた部分もありますが、使ってみてステラの凄さを体感できました。

 

何事にも自分で経験してみるのが一番です。

 

最後に桧原湖でスモールマウスを狙うならタックルにもよりますが、C2500番がベストだと思います。(ラインはフロロ2.5〜3ポンド、PE0.3〜0.8号)

2500番だと持ち重りがするのでLパワーのロングロッド、M・MLパワーのスピニングロッドと合わせた方がバランスが良いかなぁと思います。

 

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。