タックル

WSC66ML

乗せるリールを変えるだけでガラッと性格を変える魔法のロッド

 

今回のインプレはレジットデザインのワイルドサイドWSC66MLです。

 

メーカーHPから引用いたします。

全長: 6ft.6inc / 標準自重: 99g / アクション: MS / グリップ長: 235mm / 先径: 2.1mm / 元径: 10.4mm / 継数: 1pc / 適合ルアー: 5-14g / 適合ライン: 8-14lb / カーボン: 85% / アラミド: 10% / グラス: 5% / メーカー希望小売価格: 28,500円 / 品番: 111-003 / JAN: 4573126350039

シャロークランクやシャッド、トップウォーターなどハードベイトでの使用をメインに据えて、ブランクのマテリアルを徹底吟味。24トンカーボンの含有量を増やし、敢えてダルめに設定したブランクにアラミド繊維をコンポジットすることで、抜群のキャスタビリティとバイトを弾かない追従性を実現。ハードベイトの最もプロダクティブなアクションを引き出します。ガイドはこのスペックだけのために考え抜いたオリジナルセッティング。キャスト精度とルアーの挙動を明確に伝える感度を生み出しています。ノーシンカーリグやスモールサイズのベイトネコリグにも使える汎用性も魅力の一本です。

 

導入理由としてはトップウォーターとジャークベイト等の操作系のハードベイト用のロッドを持っていなかったので購入に至りました。

 

1年間使用して感じた点は、思っていた以上に守備範囲の広いロッドだったということです。

 

特に八郎潟でのアフター時期に葦やガマをネコリグで狙うタイミングで66MLのポテンシャルの高さを感じました。

1.2gネイルシンカー+フラッシュストレート5.8インチ

 

リールはアルデバランBFSにフロロカーボン10ポンドの組み合わせです。

 

アフター時期のカバーにタイトについているバスをピッチングで狙うので、ロッドに適度にルアーウエイトが乗らないとキャスト精度が格段に落ちます。(硬いロッドだとキャストしづらい)

 

ロッドにルアーウエイトを乗せることを重視してロッドを選ぶと(柔らかいロッド)フッキングパワーがフックに伝わらずにバスの口にフックが引っかかっている状態でバラシの原因になったり、カバーに巻かれてしまいます。

 

フックに関してはガード付きのマス針を使用していてリューギのタリズマン、ダイワのバサーズワームを愛用しています。

 

この手の釣りはこれまでベイトフィネス用を中心にL〜MLパワーのロッドを4本使用してきました。

 

しかし、どれも自分にしっくりくるものが無く、次第にこの釣りをやらなくなっていきました。

 

操作系ハードベイトの使用をメインに購入したつもりが、まさかの自分が必要としていたネコリグの釣りにベストマッチしたのにはとても驚きました。

 

  • 2g以下のネイルシンカーに5インチクラスのネコリグを正確にキャスト
  • シェイクでルアーをスイミングさせる
  • バイトを感じてフッキングした際にフッキングパワーを針先までしっかり伝えてくれる

 

以上の3点の性能を持ち合わせているロッドって意外と少ないです。(自分が知らないだけかもしれません)

 

加えて少し重めの3.5g、5gのネイルシンカーを使用したアノストレート5.5インチ、7インチのスイミングの釣りもバッチリ対応してくれます。

 

 

操作系のハードベイトはルアーウエイトがしっかり乗ってくれるロッドなので、サイドハンドキャストのコントロールが抜群につきやすいです。

 

カバー際に吸い込まれるようにルアーが飛んでいきます。

 

デュエル ハードコアポッパー

リール アルデバラン51HG ナイロンライン14ポンド

 

 

ピュアグラスのWSC-G66MLが苦手なウィードを躱したり、引っかかった際にはウィードを切ったりする必要がある秋の桧原湖でも活躍してくれました。

ラパラ DT6

リール カルカッタコンクエストDC101HG フロロカーボン12ポンド

 

クランクを巻く際には手元がブレないようにリール自重が重めのカルカッタコンクエストを選択しました。

 

キャストのしやすさ、使用できるルアーの幅広さを考慮するとボートでの使用はもちろんですが、初心者の方、ベイトロッド初挑戦の方、陸っぱりで持ち運べるタックルに制限のかかる状況等、ほとんど全ての方におすすめできる1本だと感じました。

 

八郎潟で年間を通して1本しか使用するロッドを選べないとしたら、間違いなくこのロッドを私は選びます。

 

1点気になっているのが7g前後のメタルバイブレーションとの相性です。

 

なんとなく向いてそうな気もしていますが、実際に使ってみないとわからないので冬の間に使ってみたいと思います。

 

 

 

最期まで読んでいただき、ありがとうございました。